●地球フライバイアノマリー(異常)について

●地球フライバイアノマリー(異常)について
この異常現象は、探査衛星を地球の重力を利用して加速するスイングバイと呼ばれる方法で起きています。打ち上げた衛星を地球の近くに引き寄せて、重力で加速させ、地球を回らせて、目的の星に飛ばす加速方法です。これにより、衛星は、何倍も速く目的の星などに、到着します。
 問題は、この方法で加速するとき、予想を超える加速をすることが確認されています。
加速の量は、3mm/sから、12mm/sなど僅かです。
 この原因が何なのかわかりません。そこで、地球フライバイアノマリーと呼ばれています。
下記に渦巻銀河の項目で、パイオニアアンマリーも、記述しました。
 この原因について、ヒントがあり、この現象が起きるのは、地球の赤道面の回転の沿ったスイングバイの時に起こり、南北に沿ったスイングバイでは、起きないことです。
 そこで、回転する地球が、加速度変化の結果、タキオンにより、空間を発生する、あるいは、D−ブレーンを引き伸ばすとする仮説が有れば、説明でき、地球フライバイアノマリーの原因理由だと思います。

バリオンクオーク3つ分の100倍も重い謎。
 バリオンの陽子が、内部のクオークの重さの100倍も重い原因がわからない謎です。
 バリオンクオーク3つでできてます。クオークの重さがわかるので、3つを足すと陽子とか中性子の重さになるはずです。そこで、計算すると、陽子や中性子の実際の重さの100分の1にしか、ならないのです。
 この謎は、陽子などのバリオンに隠れた質量やエナルギーがあることを示します。
実際の質量は1%で、隠れた質量やエナルギーが99%とです。
 この問題は、渦巻銀河回転速度一定問題の件で、宇宙の見える物質は4%で、見えない暗黒物質が22%、暗黒エネルギーが74%の観測結果があります。
 原子核を構成する陽子の場合、見える物質は1%、見えない暗黒部分が99%です。
もし、陽子と渦巻き銀河ともに、同じ原因で見えない部分の重さ暗黒部分が作られているとすると、説明できる理由があると思います。
 どちらも量子に関係し、バリオンは量子そのもの、渦巻き銀河は、量子が膨張したものとみると、同じでしょう。サイズがあまりに異なるので、単純に同じメカニズムとは思いません。
 重さの問題は、重要で、対称性の破れや、ヒッグス粒子、M理論の時間が質量を持つ可能性、本論のタキオンの発生する空間の加速による慣性質量(仮説)と誘導重力など、多岐にわたります。
タキオンの発生する空間の加速による慣性質量(仮説)は、下記にて説明分が有ります。